1店舗を、数字ごと動かす
売上、原価、人件費、販促。店長になると全部が自分の判断になります。数字を読む力は、この規模の会社でこそ早く身につきます。
決まっている未来と、これから決める未来。どちらも隠さずに書きます。
求人を見ていると、給与と休日の条件はどこも似たような数字が並びます。それでも入社後の満足度が分かれるのは、その会社がどこへ行こうとしているかが伝わっているかどうかだと考えています。
私たちは12店舗の会社です。大手のような制度も、知名度もありません。代わりに、これから起きることに自分の名前が残ります。以下は、現時点で決まっている計画です。
居酒屋・カフェ・ラーメンの3業態が出そろい、どの業態でも黒字化のパターンが見えてきた年。社内公募での配属異動をスタートしました。
仕込みの一部を集約し、店舗の労働時間を月10時間削減する計画。浮いた時間は新メニュー開発と、スタッフの育成にあてます。
社内コンペで選ばれた新業態を1号店として出店。企画から内装、原価設計まで、提案した本人がチームを組んで立ち上げます。
ラーメン業態でアジア圏に1号店を。同時に、独立を選ぶ社員を10名まで増やします。会社を出る選択肢まで用意するのが私たちの育成です。
売上、原価、人件費、販促。店長になると全部が自分の判断になります。数字を読む力は、この規模の会社でこそ早く身につきます。
物件選び、レイアウト、メニュー設計、採用。年3店舗ペースで出店しているため、若手にも立ち上げに関わる機会が回ってきます。
のれん分け制度を使って独立した社員が5名います。独立後も食材の共同仕入れが続くため、ひとりで始めるより条件が良くなります。
いいことばかりではありません。出店ペースが速いぶん、想定より早く責任のある立場を任されます。土日が忙しい業界なので、休みは平日中心です。まだ制度が整っていない部分もあり、社内でルールをつくりながら進めています。
それでも、決まったものを回すより、これから決めるほうが面白いという方には、良い時期だと思います。